『22年目の告白ー私が殺人犯です』の鑑賞を終えて
この作品を観終わった感想としては伏線の貼り方がうまい!
その一言に着きました。
原作を読んでいないので、作者の浜口倫太郎さんの腕なのか、
ライターの腕なのか、はたまた監督の演出の考え方なのか、どれが正解かわかりませんが、
近年でここまで2時間の枠の中でうまく抑えた作品はあまり記憶にないかなぁと思います。
個人的には勉強のため、もう一度観ておいたほうがいいなとちょっと思っていたりします。
※意外と珍しいことなのですが。
内容自体は藤原竜也が相変わらずいい味出している。
という所も有りつつ、関係者の想いがそこかしこに現れていて見応えがありました。
主人公だけでなく、全員の心理の変化をきちんと考えた形なんだろうなと、
観ていて感心するほどです。
あと、思ったことは今の日本という国に大しての皮肉、もしくは疑問点を投げかけている部分もあったので、個人的にはプラスポイント。
※10日に見た映画はどちらも社会問題的な要素をきちんと入れていたので、これから観られる方は、どこのことだろうと思いながら見てもらえるといいですね。
あまり内容に触れるとネタバレになってしまうので、ふわっとした内容ですが、
おすすめできる作品なので映画を見ようと思っている方は候補に加えてみてください。